ベンチャー企業が資金調達する方法について解説します。ベンチャー企業のステージ別にどのような資金調達方法があるか、またその資金調達を行う方法について解説します。
会社を起業・開業・事業を創業する際の資金調達には次の選択肢があります。
単に会社を設立するだけなら、25万円程度の資金があれば株式会社を起業することができます。自己資金の範囲無いで小さくスタートアップしたい時、だれにも口出しされずに自分の思うように事業を開始したい際は、自己資金のみで株式持ち分100%で起業すれば良いでしょう。まずは創業・起業した上である程度事業が軌道に乗り始めた後にさらに大きく資金調達を行い事業を成長させることができます。
個人やベンチャーキャピタルにより開業・企業・創業資金を受けて資金調達する場合、一番確実なのは身近な知人や親類から開業資金を資金調達することです。投資家から見ると、よほど前職で実績があったり、業界内で有名な方であれば出資をしたいと思う投資家も存在しますが、リターンがあるかどうか分からない開業資金を出資するには大きなリスクがあります。
起業時、または起業直後のアーリーステージで出資する個人投資家をエンジェル投資家と言います。起業時に出資による資金調達を成功するにはまずは、投資家に向けた事業計画を作ることが重要です。優れた事業、新奇性のある事業、そして、あなた自身がその事業を行うことに最も適した人間であれば、開業資金の出資を得られるチャンスがあります。そして、事業計画を作ったら、次は誰にその事業計画をプレゼンテーションするかです。ビジネスプランコンテストに出場して投資家の前でのプレゼンに成功すれば、その場で出資が決まることもあります。また出資が決まらなくても、ビジネスパートナーが見つかる可能性もあります。
「ビジネスプランコンテスト」などのキーワードで検索すると、様々なコンテストが見つかります。
起業が成長ステージに入り、さらなる成長を目指そうという時に、ベンチャーキャピタルにより第三者割当増資を行い資金調達するという方法があります。1990年代後半以降、東証マザーズやヘラクレス市場などの新しい株式市場が出来てベンチャー企業が上場しやすい環境が整ったことから、未上場企業でもIPOを目指してベンチャーキャピタルによる中小企業への投資が活発化しました。
ベンチャーキャピタルによる投資の他、個人投資家からの出資を受ける資金調達事例も増えていました。1990年代後半以降新興企業の上場ラッシュが続き、上場企業の創業者が得たキャピタルゲインを使って新たなるIPOを目指す若手起業家を育てたいという風潮が強まってきました。個人投資家に出会う一番の近道は、個人投資家の集まる異業種交流会に参加したり、または知り合いつながりで個人投資家の参加する合コンに参加したりと、とにかく人脈を広げることが重要です。直接個人投資家に出会わなくても、紹介により投資家に繋がるチャンスもありますので、第三者割当増資による資金調達を目指したい方は積極的に外部との交流を図りましょう。
人脈を広げて投資家に出会うことも重要ですが、一番重要なことは、成長性の高いサービス・ビジネスを立ち上げることです。良いサービスを作り急成長すれば、様々なメディアに取り上げられる機会も増え、その記事を見たベンチャーキャピタルや投資家から連絡があることがあります。プレスリリースサービスを使ってサービスを安くアピールする方法もあります。
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